久々にニュース番組を見たけど結構ひどいと思った

最近はあまりテレビを観なくなった。
多分、多くの人がそうだろう。

ネットの発達によって、テレビを観なくても情報は収集できるし、最近のテレビは、つまらないだけではなく、不愉快であるからだ。
毎日テレビを観続けている人には、芸能人の内輪ネタは面白いのかもしれないが、名前も知らない芸人達がブラウン管の向こうで大騒ぎをしていても、飲み屋で隣の席がうるさいというと同じような感覚しか覚えない。

それにしてもこんな時代が、こんなに早く来るとは誰が予想しただろうか。

ただ、今日はたまの祝日だ。何気なくテレビをつけてしまった。
夕方の日本テレビ、ACTIONという番組で、今年の事件を振り返っていた。
元局アナである福澤さんが司会で、辛坊さんや、元大蔵省で、ZEROのキャスターの村尾さんなどがコメントをする番組だ。
関係ないが、福澤さんがプロレスのアナウンサーをしていた頃が懐かしい。

途中から観たので、前半の話はわからなかったが、僕がチャンネルを合わせたときにはちょうど、尖閣事件の話をしていた。
それを観て愕然とした。
今回の事件は、今までは暗黙のうちに、尖閣付近の領海内に中国漁船入ってきても、追い返していた海上保安庁が今までの暗黙の了解を破り、船長を逮捕したことに問題がある、つまり日本が悪いという展開なのである。
そして、それを解決するために、細野議員が中国に特使として派遣され、先方の高官と会う。そして、フジタの社員を返すのと引き換えにビデオの公開をしない密約をしたというのだ。
中国人はこういったという。
「お互いに不利益なことはやめましょう」

さらに、もし、船長を拘留しつづけていたら中国海軍が尖閣に上陸、占領していただろうと、その会議に同席したというコンサルタントの人がカメラの前でしゃべっていた。
あれっ、密約だったんじゃないの?
そんなことを簡単にしゃべっていいの?

少し考えればわかるのだが、ようするに、これは秘密を公開するという形をとった、日本の財界、そして中国の共同パブリシティ企画なのある。
中国人は日本に対して友好姿勢でいるのに、日本側は約束を破り(船長を逮捕し)、しかも密約も結果として破った(ビデオが漏洩した)、つまり日本側が反省すべきというのだ。
しかも、結果として船長を釈放したことによって、中国が尖閣を占領することを回避できた、結果として最悪の事態がまぬがれたというのである。

そして、総評として村尾さんが、民間レベルで友好関係を作っているのに、政府レベルでその関係を壊すようなことはしてほしくはないでね...だって。

そもそもその暗黙の了解自体が問題だったのではないかとの疑問は何故、出ないのだろうか。
あるいは、日本の東シナ海における防衛を強化すべきという話は出ないのだろうか。
とりあえず、波風を立てないで、なんとなく無事ならばそれでいいというのであろうか。

少なくとも僕にはそのような「一般の日本人が普通に抱くような感想」があってもいいように思えた。

僕らは今まで、何十年にもわたってずっとこういう番組を、意図も分らず知らず知らずに見せられてきた。
そしてそれを信じてきた。
今更ながら、思うのはマスメディアというものは情報を流すものでもあるが逆に、情報を曲げるものでもあるということである。

まさむね

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