池袋は繁華街もいいが、その周辺の寺社もいいのだ

池袋というのはいい町である。
勿論、繁華街にはデパート、商店街、キャラが立つ乙女ロードなど、それぞれ味があるのだが、僕が注目したいのはその池袋の繁華街の外輪の地域だ。
西口を出て丸井を通り過ぎて立教大学、さらにその先の池袋三丁目あたり。
ここに御嶽神社がある。武甕槌命(タケミカヅチ)、倭建命(ヤマトタケル)、神武天皇を祭ってある。御堂の提灯には五七の桐紋、手水桶には三階松紋がある。三階松紋がある神社というのは珍しい。
また、手水桶の説明書きの絵がかわいい。「お嬢ちゃん向け」なのがほほえましい。
境内にはフクロウの彫刻もある。
この池袋界隈では、いわゆるイケフクロウが沢山見られる。町をあげてCI(シティアイデンティティ)にこのフクロウを活用しているのだろうか。芸術劇場の裏の「池袋地名ゆかりの池」にもフクロウの絵が沢山あった。
フクロウというのは知恵の神様の遣いでもある。なんとも愛嬌がある。
さらに、この御嶽神社の先には祥雲寺という比較的大きなお寺さんがある。
ここはその昔、トキワ荘があった近くなのだろうか。石の森章太郎が眠っている。
墓地の一番奥だ。僕が行くと墓守さんが掃除をされていた。
携帯で写真を撮らせてもらったら「ありがとうございます」と挨拶をされた。
ちなみに、「リンゴ追分」の作詞者・小沢不二夫さんのお墓もあった。

また、東口の雑司が谷あたりも楽しい。鬼子母神はいかにも土着的なお寺さん。樹齢600年の銀杏の木がある。
池袋の繁華街の近くにこんなところがあっていいものか。
また、境内には稲荷神社があって、お百度石がある。お百度石があるということは、その寺社が土地に根付いているということだろう。
まさに前近代的プラグマチック(実用的)な場所ということだからだ。
近くには大鳥神社があった。ここの狛犬はかわいい。素朴だがかわいい。昭和の狛犬のリアリズムとは一線が画す、多分、江戸時代産だと思う。(ちなみに左は御嶽神社の昭和狛犬、右が大鳥神社の江戸狛犬)
これこそ歴史を経たものだけがもてる味というものだろうか。
なぎら健一ではないが東京にはいろんな顔がまだまだたくさんある。

まさむね

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