桜の下、青山霊園から乃木神社を歩いた

先日、青山霊園から乃木神社を通って赤坂まで歩いた。

青山霊園では、「龍馬伝」で広末涼子が演じている加尾の墓へ行った。14区、片山潜の墓の近くだった。
後にお嫁に行った西山家と平井家の墓が一緒になっていた。ただ、家紋は無かった。
千葉佐那の墓が人気だという話を聞いたが、加尾の墓は花が若干古くなっていた。それほど足を運ぶ人もいないのかもしれない。
それにしても、桜の咲く青山霊園というのも乙なものである。

これは信じていいことなんだよ。何故(なぜ)って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。俺はあの美しさが信じられないので、この二三日不安だった。しかしいま、やっとわかるときが来た。桜の樹の下には屍体が埋まっている。これは信じていいことだ。

これは梶井基次郎の「桜の樹の下には」の一節だが、日本人にとって桜の隠しテーマはやはり死なのだろうか。
靖国神社、上野公園、青山霊園、染井霊園、隅田川沿い...桜の名所は死の記憶があるのだ。

乃木神社では結婚式をやっていた。最近は神前結婚というのが流行っているらしい。確認しておくが、神前結婚というのは伝統でなんでもない。葬式もそうだが昔は家で結婚披露宴をしたものだ。
神社に行くと、必ず奉納者一覧を見ることにしているのだが、そこには、「一水会」の鈴木邦男さんの名前があった。まめな人だ。
乃木神社では狛犬の写真を見た。胸を張った昭和初期型だ。軍国主義の象徴の乃木将軍の神社だから当たり前だ。勇ましい。
入り口から中に入るとさらに、もう一対の狛犬があった。
こちらは明らかに、ピカソやブラックのキュビズムの影響を受けている。
昔、メカゴジラという機械のゴジラがあったが、それを真似て、この狛犬をメカイヌとなづけよう。
そういえば、東郷神社にもこのメカイヌがあった。この時代の流行だったのだろうか。それとも受注をうけた彫刻家の趣味だろうか。
それにしても、このメカイヌも胸を張っている軍国主義姿勢だ。

家に帰ってみるとよしむねさんから別の狛犬の写真が送られてきていた。
これは、神楽坂の善国寺の狛犬だ。というか、これは寅だ。狛虎だ。毘沙門天と寅は縁が深いらしい。
こちらは、江戸時代の造作だ。その姿勢でわかる。

縁といえば、おととい、偶然僕はこの善國寺の面前にある会社にお邪魔していた。この偶然は、ビジネスとして発展しそうないい予感。

まさむね

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