今度は靖国神社で半被姿の放鳩、それでも保守政治家?

鳩山邦夫氏がまたやってくれた。8月15日の終戦記念日に靖国神社に現れた邦夫氏、「正義をつらぬく白い鳩」と染め上げた半被を着て、境内から白い鳩を放ったのである。本来だったら、静かに戦没者に手を合わせるべき、場所と時間に、沢山の報道陣を引き連れてのパフォーマンス。しかも、その場で麻生総理や兄・由紀夫氏を非難。
僕は以前、「鳩山邦夫の墓前での柏手に見る鳩山家の底の浅さ」というエントリーで、保守政治家を自認する邦夫氏の伝統に対する思想の浅さを書いた事があったが、今度は逆に拍手を打つべき神社での半被姿での「放鳩」行為。ある意味、さすがである。
さて、この件を機会に、久しぶりに鳩山邦夫氏のHPを訪問してみたところ、この8月3日に6つの基本政策というのをまとめておられた。軽く確認してみよう。

正義が軽くみられ、格差拡大で弱い者が泣き、都会ばかりが発展して地方が疲弊していく。
ーこんな世の中に誰がしたのでしょうか?
与野党の不毛の対立は、耳ざわりのいい公約を乱発させています。

いきなりこう来た。あれ、この人、以前、都知事に立候補していなかったっけ?
まぁ、それはいいとして、「こんな世の中に誰がした」って?こんな世の中にした自民党政権の「中枢」にいて、法務大臣、総務大臣を歴任されていたのは誰だっけ?
「耳ざわりのいい公約を乱発」ということであれば、邦夫氏はさぞ、ビシッと言うべき事は言う厳しい提言をされているに違いない。僕は思わず身を乗り出して、続きを読んでしまった。

1.正義の実現 ● 日本郵政の不正をただす ● 死刑制度の厳格な執行
2.環境革命 ● 環境ホルモン対策に着手 ● 雑木林・生態系を守り砂漠化をストップ ● オゾンホール対策に本腰
3.農業 ● 食料自給率を100%に ● 日本の農業文化を守り育てる
4.地方分権・道州制へ ● 税収を国6:地方4から5:5に ● 国の出先機関の廃止 ● 国・地方協議機関の設置
5.社会保障制度再構築 ● 思いやりのある年金制度へ ● 障害者・子育て・介護に責任をもつ
6.公務員制度改革 ● 霞が関官僚支配の退治 ● 天下り・渡りの即時禁止

残念ながら、僕にはこの政策提言から、「耳ざわりのよくない」言葉があまり見つからなかった。あるとすれば、死刑囚に対しての厳しさくらいのものか。
特にびっくりさせたのが6.の公務員制度改革だ。総務大臣という公務員制度改革をするには最も最高の地位にありながら、結局、この人はその間、なにをしていたのであろうか。天下り・渡りの即時禁止か。即時ね;;
その公約を果たすには最も力が発揮できそうな立場を自ら放棄して、この提言とは。
さて、上記の基本政策を見てもお分かりの通り、この邦夫氏が最も力を入れようとしているのが環境問題である。母方がブリジストンの創業家というのは、有名な話だが、この自動車のタイヤメーカーが、環境破壊に最も悪影響のあるCO2排出に一役買っているというのは勿論、ご存知だよね...
さらに、以前、都知事に立候補した際に、対立候補の舛添要一氏に「幼少の頃から車で送り迎えしてもらっているあなたは、生れてこの方、自家用車以外の交通手段で都内を移動したことがないだろう」と突っ込まれ、「田中角栄の秘書をしていたときに、電車に乗ったことがある」と答えていたのを私は忘れない。
そんな御仁が環境問題を語る資格はあるのだろうか。まぁ、その正直さだけは評価したいが。

ちなみに、仕事柄、他人のHPを見てもその間違いとかが気になってしまう僕だが、プロフィール欄の鳩山家系譜が古いようだ。ご自分の経歴がまだ元文部大臣になっているし、兄・由紀夫氏の経歴も前民主党代表となっている。(いや、これは更新が早すぎてのことか??)
その他も「軽井沢友愛山荘」のリンクが切れているようだ。
草なぎ剛に対する「最低の人間」発言に関する謝罪も掲載。「人間は人間を評価できるものではありません。」だって。人間が評価できないとしたら何が人間を評価するのだろうか。
それはともかく、この謝罪文に対しての、おそらく草なぎファンからの厳しい言葉の数々(いわゆる炎上状態)をそのまま掲載している。ほんの一部だが、抜粋してみよう。

税金を無駄遣いするな!
お前の言動の方が、一国の大臣として恥ずかしいと思わんのか?
お前が辞めろ!
おなた自身や政治家が「最低な人間」だと国民は思ってると自分は思います。
お前が最低な人間だ

自身のHPでのこの掲載、太っ腹というべきか。ルーズなだけか?いずれにしても、ご自身のHPすら管理できない方に日本の将来など任せられるのだろうか。
また、鳩山友愛塾というリンクがあって、妹の井上和子さんが塾長、邦夫氏と由紀夫氏が塾長代行として名前を連ねているが、いがみ合っている兄弟が友愛塾ってギャグでしょうか。

あんまり、批判するのも気が引けてきたので、最後はホノボノネタで。奥様のEmily’s Roomというブログコーナー(更新は2007年の7月以降の更新がない)があるのだが、さすが「食べるのが大好き」という意欲的なエッセイ集を出されているだけあって、お元気そうだ。ちなみに、写真は家庭菜園で野菜を収穫しているところだそうである。

まさむね

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