益若つばさとストーンズ。時代は転がる石のようだ

益若つばさという娘がいる。
カリスマファッションモデルで、かつ若い女性向けの美容関連商品のプロデュースも手掛けている。
wikiによると、2007年12月現在の彼女の経済効果は100億円を上回るとされているという。

彼女がブログで紹介したネイルやヘアが、あっという間に人気スタイルになってしまうという。
最近は、息子を出産、旦那のこれまたファッションモデルの梅田直樹氏とともに、そのライフスタイルを開示。カリスマという名に恥じない活躍ぶりである。

その益若つばさが、ローリングストーンズとのコラボでTシャツを発売している。
あの、ストーンズのベロマークを彼女独特のアレンジを加えたTシャツである。

個人的な話であるが、僕は高校の頃、ベロマークのTシャツが欲しくて、原宿、渋谷を探し回ったことを思い出した。
その時は、結局見つからず、すごすごと帰ってきたのを覚えている。あれから、30年以上経った。
ご存知の通り、このベロマークはストーンズの反体制のシンボルとして採用されたマークだ。ミックジャガーの口を想像させるそのデザインはだからこそ、反抗的な若者の生き方の象徴でもあったのだ。

当時、ストーンズと言えば、手の届かないスーパースターだった。あの沢田研二がロンドンのEMIスタジオでミックジャガーに会いたくて、何時間も出待ちをしていて、やっと会えてサインをもらったという逸話が残っている。沢田研二だって、当時の日本では大スターだ。その彼がやっとあえるミックジャガー。僕のローリングストーンズの幻想は膨らみに膨らんだものである。そういえば、この沢田研二が主演した『太陽を盗んだ男』という1979年の映画の主人公は、原爆を作って世間を脅迫するのであるが、その時の犯行要求が「ストーンズ来日公演」だった。

ところが、現代、一人の女の子が、「これはローリングストーンズとコラボしたTシャツで~す」と紹介するような時代になった。彼女の目に、ストーンズという存在はどのように映っているのだろうか。
それが、いいことなのか悪い事なのか、よくわからないが、ある種の感慨を抱かざるを得ないのは事実である。
しかし、もしかしたら、彼女のようなコギャルこそ、ストーンズの反逆性を受け継いるのかもしれない。僕のような体制的になってしまったオヤジをこれだけ挑発するのだから...

やはり時代は転がる石(Rolling Stones)のようなものということだろうか。

まさむね

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