RIAによるダウンロードチャートが遂に始まった

4月から、日本レコード協会(RIA)調べの着うたフル(R)のダウンロードチャートが発表されるようになった。
10日にその第一回目のランキングが発表された。
期間は、4月1日~4月7日、集計に参加しているのは、上位の総合ダウンロードサイトを経営している右記の会社である。(株式会社エムティーアイ、株式会社ドワンゴ 、ミュゥモ、 株式会社レコチョク 、株式会社レーベルゲート)
左図は、記念すべき、第一回チャートで1位にかがやいた「It’s all Love! 」 (倖田來未×misono)。

さて、結果(とりあえずベスト20)を見てみよう。

1 – It’s all Love! (倖田來未×misono)
2 – ひまわり(遊助)
3 – ワンルーム・ディスコ (Perfume)
4 – 刹那 (GReeeeN)
5 – WILD (安室奈美恵)
6 – 1sec. (10-FEET)
7 – やさしさで溢れるように (JUJU)
8 – faraway (倖田來未)
9 – 親友よ(湘南乃風)
10 – キセキ (GReeeeN)
11 – さくら~あなたに出会えてよかった~ (RSP)
12 – Journey through (the Decade Gackt)
13 – SAKURA -ハルヲウタワネバダ- (矢島美容室)
14 – Dr. (安室奈美恵)
15 – Sakura (レミオロメン)
16 – Shangri-La (angela)
17 – どうして君を好きになってしまったんだろう? (東方神起)
18 – 桜 (FUNKY MONKEY BABYS)
19 – For You (lecca)
20 – 遠くても (feat.WISE 西野カナ)

ついでに、今までの音楽ランキングとして最も権威であったオリコンの4月1日~4月7日の集計も見てみよう。

1 – It’s all Love! (倖田來未×misono)
2 – チューしようぜ! (AKBアイドリング!!!)
3 – PUZZLR/REVIVE (倉木麻衣)
4 – 安芸の宮島 (水森かおり)
5 – ひまわり (遊助)
6 – Journey through (the Decade Gackt)
7 – Believe/曇りのち、快晴 (嵐、矢野健太 starring Satoshi Ohno)
8 – ワンルーム・ディスコ (Perfume)
9 – 春も嵐も (山崎まさよし)
10 – 愛のままで… (秋元順子)
11 – WILD/Dr. (安室奈美恵)
12 – SAKURA -ハルヲウタワネバダ- (矢島美容室)
13 – 青春 僕/青春 俺 (矢口真里,エアバンド)
14 – RESCUE (KA-TUN)
15 – 僕がついてる (トータス松本)
16 – DISTRESS AND COMA (The GazettE)
17 – 刹那 (GReeeeN)
18 – 侍戦隊シンケンジャー (サイキックラバー、高取ヒデアキ、串田アキラ)
19 – 浪曲一代 (氷川きよし)
20 – いのちの歌 (茉奈佳奈)

上記2つのランキングを見るといくつか違いが見られる。

1)RIAランキングには、ロングセラーの楽曲(2008年5月28日発売のGreeeenの「キセキ」や2008年7月16日発売の東方神起の「どうして君を好きになってしまったんだろう? 」)が入っている。一方、ORICONランキングには、2008年1月23日発売の「愛のままで・・・」が入っている。
2)ORICONランキングには演歌系が数曲入っている(「愛のままで・・・」「安芸の宮島」「浪曲一代」)がRIAランキングには入っていない。
3)ORICONランキングにはジャニーズ系の曲が数曲入っている(「Believe/曇りのち、快晴」「RESCUE」)がRIAランキングには入っていない。

ようするに、携帯ダウンロードは、高校生、大学生~30代位のユーザーが、CD購入は、中学生以下と中高年のユーザーというように、年齢層によって曲の取得方法が違うという事の表れなのであろう。
また、今回の比較には現れていないが、今後、つむじ風的(社会現象的)な楽曲が出てきた場合、ダウンロードランキングでは極端に反応する可能性があると思われる。
また、今後、徐々にRIAランキング(ダウンロードランキング)に比重が置かれていくであろうことも予想される。
そうなると、今まで、各レコード会社、各事務所、及びアーティスト単位で持っていたダウンロードサイトで行っていた先行配信がどのようになっていくのであろうか。
一般的なランキングに食い込ませるために、それらの先行配信をひかえるようになるのか、あるいは、その個別サイト用に別バージョンなどを増やしていくのか、いずれにしても、楽曲配信戦略を立て直す必要が出てくるかもしれない。
また、CD販売に関しても、さらに、データではなく、実物の良さを最大限に引き出すような、様々な特典をつけて販売するようになるのだろう。
こちらの方もただでさえ、CD売上げが落ちている状況の中で、さらに頭を使っていかなくてはならないと思われる。

今後さらに注目していきたいと思う。

まさむね

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